人と交流できる住まいに身を置く生活

味のある学生会館

人は支えあって生きていく、社会性の高い生き物です。他の生物にはないルールをつくったり、発明をしたりします。そして、ルールや発明は人との交流で生まれたものも少なくありません。

そこで、この記事では交流できる住まいについてまとめてみました。人生は一度きりですから、交流を大切にして自分のコミュニティーづくりに励むのもいいかもしれません。

他人と暮らす楽しさ

皆さんは他人と一緒に暮らしたことはありますか?他人と暮らすと、人それぞれの個性や自分に足りないものを教えてくれるきっかけになります。

また、悩み事など抱え込まずに話せる友達もでき、暮らしにうるおいが出てきます。現在日本政府が推進している外国人労働者の受け入れ緩和にともない、異国の人と協働生活も楽しめます。

もし、あなたが多言語を勉強したかったら、異国の人と協働生活することで語学力がアップするでしょう。

シェアハウスの流行

共同生活の定番と言えば、シェアハウスです。シェアハウスの市場は急拡大して2016年、2018年の2年連続増加しています。増加率も39.9%増となり、飛ぶ鳥を落ち落とす勢いなのです。

そんなシェアハウスは何といっても生活費が安く済むこと。シェアハウスは基本的に敷金・礼金0円のタイプが少なくありません。中には共益費も込みの物件もあります。

これなら一人暮らしで悩む毎月の出費を節約できるでしょう。ちなみにお値段は都心でも2万円からとなかなかお得です。

シェアハウスでは生活するための家具が既にそろっている状態です。生活必需品の冷蔵庫や洗濯機、電子レンジなど生活アイテムがバッチリそろっています。一人暮らしだと、中古を買い替えても中利の額になります。懐からの出血が最小限になるものシェアハウスの魅力の一つです。

最低限の荷物で生活がはじめられるシェアハウスはお金はもちろん引っ越しもらくちんですから、一人暮らしを始めようとしている人は、是非選択肢に入れるといいでしょう。

参考記事:若い女性に人気急上昇中のシェアハウスの魅力

共同生活環境で暮らすメリット

学生会寮やシェアハウで生活をしていると、同じ空間で生活しているため「仲間意識」が芽生えてきます。困ったときに一人で悩まずに話すと解決したりすることも少なくありません。また、災害時など、ひとりでは対応しきれない場面においても、「仲間意識」が芽生えた仲間があなたの命を助けてくれるかもしれません。

お金で買えない繋がり

現代はとかくプライバシーを重要視しています。戦後まもなくは共存しなくては生きられない時代でした。困ったときには周りで助け合い、支えあって生きることは当たり前の行為でした。ところが、資本主義社会が進んでいくと困ったことがあってもお金で解決ができるようになり、お金さえあれば他人との関係を断つことも可能になったのです。これは一方でいいことなのかもしれませんが、他方ではお金無しでは人を助けるない、みかえりを求めるという風習を強くしてしまったのです。

元来人間が持っている、助け合ったり、仲間を守るといった気持ちを呼び起こすにはこうした共同生活が適しています。行き過ぎた干渉はもちろんよくありませんが、程よい距離感を保ちつつ共生することは今の時代だからこそ必要ではないでしょうか。

他人と同じ空間で生活したくないと思う人も少なくないでしょうが、協調性も養われます。協調性が養われると、就職活動やサークルの活動でリーダー的な存在にもなれるかも知れませんし様々なメリットがありますので、共同生活に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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